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ストーリー

coconoのある暮らし
高山都さん・安井達郎さんに訊く

“心地いい”とは?(前編)

高山都さん・安井達郎さんに訊く

“心地いい”とは?(後編)

高山都さん・安井達郎さんに訊く

“心地いい”とは?(前編)

「丁寧に暮らす」ではなく「丁寧に生きる」。無理をせず、お互いにとっての心地いいを大切に日々の暮らしを営まれる高山都さんと安井達郎さんご夫婦。お二人の暮らしに対する向き合い方や価値観は、coconoが目指す世界観とも通じ合っているように思います。都さんと達郎さんの間にながれる空気は、どのようにして紡がれているのか。お二人にとっての“心地いい”について伺いました。

高山 都

モデル、俳優、ラジオパーソナリティの他、
商品のディレクションなど幅広く活動。趣味は料理とランニングと器集め。丁寧な生き方を発信し、多くの共感を得る。

安井 達郎

モデル、俳優。ファッション誌を中心に活躍。
カメラ好きで映像撮影や写真撮影も行う。
YouTubeでは日常の風景を発信。MV監督など映像作家としても活動中。

世間では「丁寧な暮らし」が注目を集めていますが、
そうではなく「丁寧な生き方」というライフスタイルに
たどり着かれた背景を教えてください。

都 さん

「丁寧な生き方」は、私が日頃からいちばん大切にしていることです。それは、できるだけ自分の心に素直に、自分の目の前の人に正直に生きること。例えば、当たり前のことではあるけれど、おはようやおやすみをきちんと声に出して言うこともそのひとつです。そういうことをきちんと積み重ねることを、私は丁寧な生き方としてとらえていて日々大切にしています。
みんな丁寧に暮らしたいし、できるだけ丁寧にしようと心掛けていると思うんです。乱暴であったり、雑であったり、物を簡単に捨ててしまうようなことはしたくないはずです。でも、忙しかったり、自分の心と日常のバランスが上手に取れなかったりすると、心掛けてはいてもできないこともあるじゃないですか。

達郎 さん

そうだね。丁寧な暮らしって言葉だけが大きくなっていって、その全貌がよくわからないままにこうしなきゃいけないんだみたいな空気だけが膨れ上がっていった印象がすごくあるよね。ムーブメントが先行してしまっているというか。

都 さん

私自身、“丁寧な暮らしの人”って周りから言われることも多いんですけど、実際はぜんぜん丁寧じゃないし、整理整頓も苦手だし、引き出しの中もぐちゃぐちゃだったりするんです。でも、周りからはちゃんとしている人に見られてしまって、嫌だなって思っていた時期があったんです。そんなときに思ったのが、自分から丁寧な暮らしはほど遠いのかもしれないけれど、丁寧に生きることはできるってこと。自分の愛が届く範囲で目線を合わせて、人やモノ・コトに接していく。丁寧な暮らしは目指したいけれど、まずはそんな感じで丁寧に生きることからやってみようと思ったんです。丁寧な暮らしから丁寧な生き方へ、自分でやりやすいように変えちゃった感じですかね。

達郎 さん

今の話を聞いていると、自分にとって心地いいをちゃんと体現できたらそれいいという感じなのかな。自分なりの軸でこれをやれば1日がハッピーに過ごせるみたいなものを見つけて、それを整えていくことが丁寧な生き方なんじゃないかなと思いました。

一人での暮らしから二人での暮らしに変わって、
心地いいと感じることに何か変化はありましたか?

達郎 さん

一人暮らしのときは例えば料理を作って片付けて、食器を洗って、そこまでが自分の中では心地いいと感じていたものが、結婚してからは洗った食器をさらに拭いて棚に戻すまでが心地いいに変わっていきました。それって妻の意向もあるし、いっしょに新しい場所に住むようになったからこそ感じる心地よさみたいなのもあると思うんですよね。二人になって価値観が変わったことで、独身のときには得られなかった心地いいを見つけたというか。そうやって人生のステージが変わるごとに、自分にとっての丁寧も変わっていくんでしょうね。

都 さん

私はこれだっていう大きな核があるのは大事だけれど、誰かと暮らすって柔軟性も大事だよね。私たちも年を重ねていけば価値観ややりたいことも変わっていく。前に行く変化もあれば、後ろに行く変化もあるかもしれない。それも含めて変わっていくことを恐れるのではなくて面白がって生きていけたらこの先も人生が豊かになるんじゃないかな。

今、お二人が感じる心地いい時間や空気について教えてください。

達郎 さん

決めた時間にちゃんと起きて朝ご飯をつくって食べて洗濯物をして仕事をして…って、当たり前のことをしっかりできたときが心地いいですね。

都 さん

私も普通のことを普通にできている時間がいちばん心地いいですね。二人揃って朝ご飯を食べたり、夜ご飯を食べたり。うちには畳の小上がりがあるんですけど、そこで別にごちそうではないけど、自分たちで楽しくつくった食事でビールをぐっと飲んでダラダラする。そういうなんてことない日がいちばん心地いいですね。

心地いい時間であったり、心地いい空気を生み出すために
暮らしをともにするアイテム選びでこだわられていることはありますか?

都 さん

これでいいじゃなくて、これがいいを大切にしています。これがいいって決めると愛情も湧くし、最後まで使い切りたいって思うんですよね。少し壊れてしまったり、物としての価値が減ってしまったときも、何とかしてあげなきゃって責任が生まれる。ということは物の命が尽きるところまでいっしょにいようねっていう覚悟にも繋がるんですよね。
人でも、達郎くんでいいって言われると嫌じゃないですか。あなたでいいやって言われるよりも、あなたがいいって言われる方がずっといい。「で」を「が」に変えるだけで魔法の言葉になる。だから我が家では、普段からお茶がいい、そうめんがいいって具合に意識して「で」を「が」に言い替えるようにしています。その方が印象も明るくなるし、頼まれた側もちゃんと作ってあげようと思えますしね。

達郎 さん

結婚をしてから妻の考え方に影響を受けたというのもありますが、元から物は適当に選ばないタイプです。洋服を買いに行っても、即決せずに1日2日考えてから決めることが多かったり、ランチでも悩みに悩みます。優柔不断に映るかもしれないけれど、ぼくはそういう考える時間を経て「で」を「が」にゆっくり変化させているわけです。長く使えるのかとか、買うメリットはちゃんとあるのかってことを考えるんですね。

スペシャルインタビュー

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